質の良い睡眠のための食事について

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良い睡眠のための食事ポイント

健康で豊かな生活をおくるのに睡眠は非常に大切です。良い睡眠のための食事のタイミングや食材、栄養素について書いていきます。

良い睡眠のための食事のタイミング

<朝食>

起床後すぐに朝食を食べることで、脳と身体がうまく連携して素敵な一日の始まりにすることができます。朝は、太陽などの強い光をしっかり浴びて体内時計をリセットしましょう。リズムを整えることが、質の良い睡眠の第一歩となります。

<夕食>

就寝時間の4時間前までに夕食を食べるようにしましょう。就寝時に胃腸で消化されている状態では臓器が働いており、交感神経が活発な状態になりスムーズに寝付けることができません。すなわち質の悪い睡眠になってしまいます。

夕食では、消化のよい食べ物をとるようにしましょう。肉類でハム、ソーセージ、ステーキなどは消化が悪く、長く胃の中にとどまって睡眠の質を低下させてしまいます。このようなメニューは、朝や昼に食べるようにしましょう。

白米や白パン、加糖飲料などの精製された炭水化物が含まれる食材も眠りを浅くするので、夕食時は控えめにしておきましょう。

良い睡眠のための食材、栄養素とは

睡眠を促す栄養素としては、トリプトファンが有名です。しかしながら、トリプトファンは人の体内では作ることができません。

トリプトファンは、たんぱく質に含まれ、魚類、肉類ではレバー、牛乳、豆腐、納豆、みそ、醤油などの大豆製品に多く含まれます。

トリプトファンは、ビタミンB群を一緒に摂ることで効率よく機能します。

ビタミンB群が含まれるさつまいも、豚肉、卵、バナナを食事に取り入れることがおすすめです。

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温かい食べ物

温かい食べ物は、深部体温という内臓など、身体の深い部分の体温を上げることができ、質の良い睡眠をサポートします。

一方で同じく深部体温を上げるスパイス系の食べ物は、胃もたれや膨張を引き起こして眠りを妨げてしまいますので就寝前にとるのは控えましょう。

良い睡眠にはみそ汁がおすすめ!!

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みそ汁

みそ汁は、時間がないときにも簡単に作ることができます。温かくだし(うま味)の効いたみそ汁は、起床後や就寝前にも食べやすく、消化・吸収も助けてくれます。

温かいみそ汁は、深部体温を整えることができ、質の良い睡眠へ導きます。

さらに、みそ汁は、みそにトリプトファンを多く含むだけでなく、質の良い睡眠のため摂りたい食材を簡単に組み合わせて、なおかつおいしく食べることができます。

まとめ

質の良い睡眠には、食事の見直しがとても重要です。就寝直前には、なるべく食べないように注意し、食べる場合には消化の良いものをとるように心掛けましょう。

温かい食べ物は、リラックス効果や満腹感をもたらし、良い睡眠をサポートしてくれます。なかでも、みそ汁は、調理も簡単でレシピのバリエーションも多く、食材の組み合わせなどで良い睡眠のサポートを手助けしてくれるでしょう。